Gards

五郎の 入り口に戻る

日付:2006/3/31


このページは何か
そもそも「Gardsとは何か」と問われれば「渋谷駅の周辺でお昼を食べる場所を探すためのシステム」と答えます。それは何のことだ、と問われればこ こらへんからずーっと読んで頂く必要がある のですが、誰がそんなものを読むのでしょう。
2005年12月のWISS及び2006年7月のWI2研究会で発表をしました。その後静かにお蔵入りとなる予定だったのですが
「ムービーを公開してほしい」という要望があり、このページを作ったわけです。
ムービーは全てQuicktimeフォーマットで作成されています。Quicktime Playerのダウンロードはこちらか ら

ムー ビーあれこれ
Gards 概要ムービー(4.8MB)
Gardsを起動するとランダムに選択された9つのメニューが表示されます。ここからユーザは基本的に2種類の操作をします。少しでも気に入ったものをク リックする(ピックと呼びます)
あるいは気に入らない物をドラッグする(ドロップと呼びます)
このようにちまちまと一つずつ選択するのではなく、ごそっと変える為には以下の3種類の操作が可能です。(ムービー上では Reset/Drop/Suggest となっているように見えますが、字幕にかいてある通りReset/Other/Moreであると強く念じて下さい。信じればきっとそう見えてくるはずで す)

・More..:例えば和食が選ばれていれば、和食の傾向で他の候補を提示します
・Other..:押すたびに他のジャンルの候補を提示します(ところでジャンルとは何でしょう)
・Reset:↑二つの操作では、今までピックした候補が画面に残っているのですが、これを押すと全部チャラにします。ムービーの最後 のほうで和食からスパゲッティの方に探索方向が移っています。

でもってここから二つがユーザテストでのの操作を再現したもの。

パターンその1 (5.6MB)
和食系統で選んでいます。最初にピックした「さばみそ 定食」を執拗にドロップしていますが、それを除けば「カツの和定食」系統でまとまったかな。。。まだやってる。何を観ているのだろう、と思えば彼が最後に 選んだ物は。私は 「ユーザは選択候補を絞り込んでいく」という言葉をこの問題に関しては信じない。何故なら最後の選択が説明できないからです。

パターンその2 (4.9MB)
さて問題です。この人は何を基準に選んでいるのでしょ う。「和食が好きな人には和食を推薦」などという言葉を私は信じない。何故なら今回試験した6名のうち3名は同様の選び方をしたからです。

ユーザがデータを探索するときの行動については多くの研究がなされているようです。おそらくこういう事を 言った人もいるのではないでしょうか。

ユー ザの探索行動は、そこで用いられるインタフェースによって全く異なる。

探索行動を支援するためのシステムを考 えたとき、その半分以上はインタフェースの問題である、と私は主張したい。何故こう書くか。システムの裏 で動くアルゴリズムが問題の全てであるかのように考えている論文をよく見かけるからです。それも確かに重要でしょうが話の半分以上ではあり得ない。

ご質問、ご意見などは私のアドレスまで。


注釈